2013年1月24日木曜日

1.4 3つの真実- アジャイルサムライを読んで考える


アジャイルサムライを読み進めながら、自分の業務と照らし合わせながら、落とし込み方を考えていきます。
チケット管理システム(RedmineやBacklog、tracなど)やCIツールとしてJenkinsを使っているので、その使い方と合わせながら考えて行きたいと思います。


  1. プロジェクトの開始時点にすべての要求を集めることは出来ない
  2. 集めたところで、要求はどれも必ずといっていいほど変わる
  3. やるべきことはいつだって、与えられた時間と資金よりも多い

プロジェクトの開始時点にすべての要求を集めることは出来ない

要求とは発見されるものであり、全てで揃うまで進めないと言うことではない


具体的には・・・


要件定義を完璧にしても必ず漏れが出る


実際に開発に入ってからそういえばあれって・・・なんてことはよくあることです。

集めたところで、要求はどれも必ずといっていいほど変わる


 変化とは恐れるものでも避けるものでもなく、起きるもの。



具体的には・・・


変化するものという気持ちでいれば、仕様変更もえーっと思うことがなくなります。
必要に応じて計画を変更していくようにします。
計画の変更をしないまま要求を受け入れようとするので避けたいと思ってしまうのかもしれませんが。。。

やるべきことはいつだって、与えられた時間と資金よりも多い


優先順位をつけて優先度の高いものからこなしていく

具体的には・・・


必ず必要な機能、開発中に見つかった不具合などまず対応すべき事項から「完了」にしていきます。


一度に全部を並行して進めようとすると、結局プロダクト的には何も進んでいない状態になってしまいます。
優先度の高いものから「完了」にしていくことで、動くソフトウェアを提供できるようになります。



そして、

やり方がたった一つなんてことはない!

アジャイル手法もありとあらゆるものを網羅しているわけではありません。

アジャイルが全てではないし、完成されたものでもない。

原則やプラクティスはありますが、プロジェクトや状況に合わせて最適化をしていく。
自分の頭で考えるのをやめたら、おしまいです。



新品価格
¥2,730から
(2013/1/24 00:48時点)

0 件のコメント:

コメントを投稿